こんにちは!あずです。
古墳巡りは本当に楽しいです。
でも、なんでもそうだと思いますが、あらかじめちょっとした知識を入れておくだけで、古墳巡りやスポーツ観戦、神社巡りなどなど、さらに楽しさが倍増しますよね。
ここでは私が古墳というものを勉強していくにあたって、いままで読んできた本を紹介したいと思います。
堅苦しい本から、写真や絵がたくさん載っているムック本まで、いろいろな本を紹介していけたらなと思っています。
古墳を知らない人でも楽しく読める本
1冊目・まりこふんさんの「まりこふんの古墳ブック」
古墳といえば、まず、まりこふんさんを思い浮かべる方はいるのではないでしょうか。
1冊目は、まりこふんさんの「まりこふんの古墳ブック」という本です(2021年9月26日現在、kindleunlimited で無料で読めます)
まりこふんの古墳のブックは、古墳の基礎の基礎が書かれている本で、イラストや写真が多めに使われているため、初心者の方でも、とても読みやすい本になっています。
古墳の基礎とは、古墳とは偉い人のお墓、日本全国どのような形の古墳があるのか、古墳の内部ってどうなっているのか、ここの古墳はここが珍しい、ここが面白い、などなど、読み進めていくうちに、自分の足で実際に古墳が見に行きたくなること間違いなしだと思います。


私はまりこふんさんの本を読んで、まだ行ったことのない興味がわいた古墳をピックアップして、これから自分の足で行ってみたいと思っています。
古墳にちょびっと興味がある人、古墳に片足をつっこみたい人などに、おすすめの本です。
2冊目・まりこふんさんの「古墳の歩き方」
2冊目に紹介するのは同じくまりこふんさんの「古墳の歩き方」という本です。
この本は、まりこふんさんが実際に全国の古墳を訪ね歩き、まりこふんさん自身が「こんな古墳ガイドブックがあったらいいなあ~」という想いで書かれたようです。
私もそんな想いで、このブログを書いていければと思いますが・・・
先日行きました「野毛大塚古墳」は、この古墳の歩き方を読んだ際に、行こうと決めた古墳です。

関東から九州までの古墳を網羅しているので、場所の幅が広がります。
3冊目・【関東】古墳探訪ベストガイド(改訂版)
次に紹介するのは「【関東】古墳探訪ベストガイド(改訂版)」という本です。
実は私は、まりこふんさんの本を読む前に、こちらの本を先に読んで、行きたい古墳を決めていました。
まりこふんさんの本でも紹介されている古墳が、こちらの本でも紹介されており、私がいちばん最初に行った「さきたま古墳群」は、この本から決めました。

関東の有名な古墳はだいたい紹介されていると思うので、こちらの本を読んでから、古墳巡りへと行かれてはどうでしょうか。
古墳と古墳時代を理解するにあたって読んでいた本
ここからちょっと堅苦しい本になると思うのですが、しかし、堅苦しい本と言いつつ、論文みたいに文章が難しいとかはないと思うので、それに比べたら比較的読みやすい本だと思います。
前方後円墳についての本ならこちら「前方後円墳」
古墳といえば何を思い浮かべますかね?
それはもちろん、鍵穴形の前方後円墳でしょう。
こちらの本は、前方後円墳とは何か、という項目から、古墳と政治秩序、歴史学から見た古墳時代と、前方後円墳以外にも、古墳時代という時代背景について、書かれている本です。
前方後円墳:巨大古墳はなぜ作られたか(シリーズ古代史をひらく)
文章は難しい感じではないので、古墳時代というものを理解していきたいと思う方には良い本かと思います。
ちなみに、こちらの本はシリーズ本となっているので、他にも「古代の都」「文字とことば」など、古代史について、複数本が出版されています。
ずばり古墳についての本「古墳とは何か・祭と政の象徴」
この本は、討論形式になっているので、とても読みやすい本だと思います。
古墳の発生から前方後円墳の出現、謎の5世紀と、だいたい古墳についての内容が多めです。
この2冊については、ちょっとお値段が高めになりますが、本格的に古墳を勉強していきたいとなると、ムック本などでは、物足りなくなってくると思われます。
私は、小難しい本や読めないけど、これくらいの内容ならと、いつも本屋さんに足を運んで、この目で内容を確かめて買うようにしています。
古墳について、いろいろ本を読んでいきたいところなのですが、もっと突き詰めるなら、九州にある古墳と関東にある古墳、その政治的な背景や、大和にある古墳と九州、関東ではどう違うのかなど、地域ごとで見る古墳とはどういうものになるのだろう、などなど、まだまだ勉強できるところがありそうです(天皇陵の古墳についてなど)
まずは、入門編ということで、古墳のムック本から読んでいってはいかがでしょうか。
絶対、現地に行きたくなりますよ(*^^*)