長野県にある「茅野市尖石縄文考古館」に行って、国宝の「縄文のビーナス」、「仮面の女神」を見学してきました。
尖石縄文考古館には、国宝の土偶以外にも、面白い形をした土器がたくさん展示してあります。
縄文時代の土器は、どこの地域を見ていても、面白い形が多く、毎回土器を見て思うのですが、縄文時代の人々の感性には、尊敬と驚きばかりです。
あらためて、茅野市尖石縄文考古館を紹介
茅野市尖石縄文考古館は、車で行くと、中央自動車道「諏訪I.C.」または、「諏訪南I.C.」から、電車やバスなどなら、茅野駅から行くことができます。

茅野市尖石縄文考古館の入り口から、面白い形をした土器が、わんさか見えます。






土器といえば、深鉢のものが多いと思いますが、こちらは浅鉢の土器です。
仮面の女神が展示されている場所にあるのですが、この浅鉢土器は、死者の顔に覆い被さるように置かれていたといいます。


常設展示室Cには、多くの土器などが展示されています。
国宝の縄文のビーナスなどは、常設展示室Bです。












いつかは、長岡市にある国宝の火焔土器を見に行きたいと思っています。
土器のほかにも、黒曜石の数がすごかったです。
キラキラ透明な黒曜石。
いつも、私もひとつは欲しいと思っていたり、諏訪神社などに行くと、おみくじのひとつに黒曜石みくじがあったように思います。


ところで、ここ茅野市尖石縄文考古館で面白い展示がありました。
縄文時代の人って、生まれながらにして、土器づくりが上手だったのでしょうか?
そんなこと、全くありません。
昔も今も同じ、土器作りも練習していかないと、実用的なものから、いまでいう芸術的なものまで、作れるはずがありませんでした。
そこで、縄文時代の人たちは、ミニチュアの土器をたくさん作って、土器づくりを練習していたようです。










と、いろいろな土器を紹介してきましたが、どれもこれも、面白い土器ばかりです。
土器だけを見学していても、全く飽きない。
考古館の裏側には、竪穴住居が再現されていました。


茅野市尖石縄文考古館、本当に面白い博物館です。
茅野市には、諏訪神社もあります、博物館、史跡巡り、神社巡りなどして、観光すると良いかもしれません(*^^*)