YouTubeで「古墳」と検索していたら、東京国立博物館のチャンネルが投稿している「装飾古墳入門」という動画を見つけました。
この動画は、コロナウイルスの感染拡大の影響で中止になってしまった、東京国立博物館で開催される予定だった月例講演会「装飾古墳の人類史」を、動画にしたもののようです。
全4回の講演なのですが、どれも内容がわかりやすく、とても優しいお姿の河野研究員さんが丁寧に説明してくださっています。
その前に、装飾古墳ってなんだろう?という方もいるかもしれません。
装飾古墳とは、
装飾古墳(そうしょくこふん)は、日本の古墳のうち、内部の壁や石棺に浮き彫り、線刻、彩色などの装飾のあるものの総称で、墳丘を持たない横穴墓も含まれる。大半が九州地方、特に福岡県、熊本県に集中している。福岡県桂川町の王塚古墳(国の特別史跡)、熊本県山鹿市のチブサン古墳などが有名である。
装飾古墳(ウィキペディアから)
石室や古墳内部に、今風で言えば、イラストや幾何学的な模様などが描かれた古墳のことであります。
どうして古墳内部にそのような装飾が描かれたのか?
それを解説してくれるのが、東京国立博物館のチャンネルにある「装飾古墳入門・装飾古墳の人類史」の動画です。
装飾古墳の代表例とあげますと、
- 竹原古墳(福岡県)
- チブサン古墳(熊本県)
- 虎塚古墳(茨城県)
- etc.
があります。
古墳に興味が出てきたなあ~という方は、古墳装飾入門を観ていただき、さらに古墳への知識を深めていってはどうでしょうか。