Googleマップで「千葉県 古墳」と入力していろいろ見ていたら、自分の住んでいる近くにも古墳群があることを知りました。
それではと思って、秋晴れの快晴の中、歩いて古墳群へと出かけてみました。
自分の住んでいる近くに古墳があるなんてと思い、ちょっと嬉しくなる。
名前は「仲山古墳群」というらしい(Googleマップによれば)
ここの古墳群に行く前に、市の郷土博物館に行ったのだけど、ここの古墳群については何も書かれていませんでした。
たぶん、発掘がおこなわれていないからだろうと思います。


暖かい秋晴れなのに、公園は閑散としていて誰もいませんでした。
市民の憩いの場という雰囲気はあまり感じられず、でも整備の行き届いていた公園でした。
ベンチもあるし、一応、公衆トイレ(キレイかどうかは不明)水飲み場もあって、こんな誰もいないなら、ベンチに座ってひとりお弁当ランチでもしてもいいかなと思いました。
公園の左側に入り奥へ進んでいくと、土がもっこりと盛られたところが2個ありました。

看板や案内板など何もないので、たぶんこれだろうという素人の感想です。
古墳って、草で覆われたイメージだったけど、こちらは粘土質のような土が盛り上がっています。



ここの地形自体、ちょっとした高台になっているなあと思うのだけど(違うかもしれないけど)
そういうところを選んで、ここらへんの古墳は作られたのかな?とも思います。


ところどころに落ち葉を入れた袋が転がっていたので、盛土の上にあった落ち葉もキレイに掃除されていたのでしょうか。
だから、粘土質のような土が丸見えだったのかもしれません。

掃除の後かなんなのか、熊手が落ち葉の山の上に放置されていました。
まだまだ落ち葉集めをするのかもしれません。

古墳と思われる盛土とさっきから書いているけど、Googleマップのクチコミには、7世紀頃の古墳だそうですと書かれています。
関東あたりは、6世紀後半から7世紀くらいの古墳が多いのでしょうか(まだ勉強不足)

公園をうろうろしていると、足元に石の道のようなものが確認できます。

こうやって見ていると、盛土から木が生えまくっています・・・
盛土に木が寄生しているように見えて・・・うっ・・・変な方向に考えが・・・



パシャパシャと写真を撮っていたら、やっぱり古墳に登らなきゃと思って登ってみました(義務じゃないけど)
そういう気持ちで登るのっていいのだろうかと思ったけど、いまは令和時代だしね。
いまは古墳時代ではないと思って、よいこらと登ってみました。

やっぱり古墳の上って高いなあ~みたいな。

古墳頂上から、国道16号が見えました。
その向こうには、新川が流れており、古代のひとたちもここから川を眺めたのかなと思います。
たぶん、小さいながらも川が流れていたと思うんだけど・・・

国道16号が見えて、ああここかあと、いまいる場所について納得しました。
もしかしたら、16号からもここが少しは見えているかもしれない。
それに古代の頃は、ここに古墳を作るくらいなんだから、勝田台と言われるくらいだから、周りから高い地形だったんだろうと思います。
そんな古代からと同じ?かどうかわからないけど、場所から自分も周りを眺めることができるだなんて、なんていう妄想?みたいなのにひたっていました。
まぁ~ったく景色は違うけど、多少は気持ちは同じだったんだなと思います。

2基の古墳を堪能してから、公園をあとにしました。
整備されたきれいな公園なので、人がいないのがもったいないです
(トイレは確認していないので、不明です(2度目))



ここの公園一帯の落ち葉を集めたのか、ゴミ袋がすごい量でした。
そのおかげで、公園内が歩きやすいっていうことなのだけど。



入り口かどうかわらかないけど、先ほどの看板があったところまで戻り、今度は右側にある公園に行ってみました。
ここにも古墳があるのかどうか見てみたけど、右側には古墳のような盛土はないようでした。

木が伐採されて、開放感がありました。
ここにもベンチが数台設置されていて、人もいなく穴場公園に認定してもいいくらい閑散としていました。

2基の古墳がある場所に着く前に、同じように公園の設備が設置されている、古墳があったところの公園の一部かと思われるところがありました。
盛土みたいな形になっている場所が気になってしかたありません。

古墳群と言っているくらいなんだから、きっとここも古墳たちに違いない(勝手に言う)
というか、土がこんもりと盛られているところを見たら、どこもかしこも古墳じゃないか!?って思ってしまう、もしかして、これは古墳能というやつか(笑)


自分が住んでいる地域に、こんな身近に古墳があるだなんて、とても嬉しくて楽しくなったけど、いったいどういう古墳なのか、まだまだ古墳素人だけども知りたかったです。
郷土博物館には、自分の住んでいる市には、いたるところに縄文時代の土器や貝塚、弥生時代の集落、方形周溝墓、古墳時代の古墳群などなど、古代の歴史もいまに見ることができます。
自分が住んでいる市や地域についてもっと知ろうとすれば、こんなにも面白いことが発見、わかることができるし、なんか、古代史が好きになって良かったなと思えた1日でした。