古墳巡りが楽しくてしかたありません(笑)
11月15日、ソロキャンプに行く前に「山梨県立考古博物館」と「甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園」へ立ち寄ることにしました。
まず最初に、山梨県立考古博物館を見学です。
ここ山梨県立考古博物館から、今回お世話になるキャンプ場まで約7キロほどしかないということを、Googleマップで発見して、それなら博物館に寄ってからキャンプ場へ行こうじゃないかと決めました。
山梨県立考古博物館の後ろというか、併設されているのが「飼い風土記の丘・曽根丘陵公園」です。
この公園かなり穴場でした。
私は朝、1時間ほど予定時刻から寝坊してしまい、駐車場が空いていなかったらどうしようと不安だったけど、そんなことおかまいなし。
11時頃に博物館に着いたけど、混雑感は全く感じられませんでした。

私が車を停めたのは、第一駐車場。
口コミでも読みましたが、ここの公園は、地元の人の憩いの場みたいな感じのところらしいです。

車から降りて、この地図を見たとき、テンションがあがりました。
右側に、円墳と前方後円墳が見えます。
私は、中央自動車道を利用して来たのですが、車内から見える山々は、とてもきれいに紅葉していました。

駐車場を出て真っすぐ進むと左側に建物が見えますが、そこが、山梨県立考古博物館です。

右側に見える顔のようなものは、一の沢遺跡から出土した土偶です。
通称「いっちゃん」というらしいのですが、まさか、何千年か後に、いっちゃんなんて名前がつけられちゃうだなんてね、当時の人は想像もしないでしょう(当たり前だけど)
そして、後ろには、ナウマンゾウのオブジェが。

常設展観覧料が220円とは、これまた安いです。
今回は、高速代がいちばん高くて、博物館とキャンプ場利用料が安いという、毎回そんな感じで旅をしています(笑)

入ると、検温と消毒、個人の住所と電話番号を書く紙を渡されます(コロナウイルス対応)
学芸員の方なのか、私が帰るころには、暇そうに椅子に座りながら、学術雑誌というんですかね、それを読みながら過ごしていました。
ちょっとうらやましくもあったか(笑)
常設展は、写真オーケーだったので、たくさん撮ってきました。
縄文時代の土器や土偶など
最初は、縄文時代の展示なのだけど、こんなにもたくさんの形の土器があるんだ!と驚きました。
それぞれの土器の形が多種多様です。


ここだけで、お腹がいっぱいになるほど、充実した展示でした。


岡本太郎が、芸術は爆発だっていうのもうなずけます(え?)
カエルのような土偶。
最初、イモリかヤモリ?に見えました(笑)




縄文土器が面白くて面白くて、どうやったらこんな芸術的な装飾が思いつくのか、改めて縄文時代って、自分が思っている以上にすごい時代だったんだなと感じました。
ただ、獣を追って、木のみ食べて、みたいなイメージしかなかったけど(失礼発言)
こちらは、甕棺です。

説明文が書いてあるプレートに、QRコードがついていて、それを読み取ると、展示についての説明が聴けます(登録など不要)
それはいいんだけど、なぜか甕棺のところのQRコードは、いちばん奥の火焔土器みたいな甕棺のところにあって「おい、これどうやって読み取るんじゃい」ってツッコミをいれていました(笑)
いやさ、あんな遠くにあったら、読み取れんだろ(笑)
さきほどの人面装飾付土器の説明文。
デザイン的に優れていて、それにはちゃんと意味があるんだなあと納得してパシャリ。

こちらは、日本最古のヒスイのようです。

いま現代の人が見てもキレイだなあと思えちゃうところ、縄文時代とさほど、キレイだと思える物の感覚?は変わっていないのかな?とも思えます。
土偶も、ただ壊されるだけ(じゃないけど、おまじない?的な要素はあったけど)ではなく、土偶も活用していこう!みたいな、ひらめき?があったのでしょうか。


古墳時代を主にと思って博物館に来たのに、おもいのほか土偶や土器が面白くて、ここのゾーンに時間をかけてしまいました。
あと、正直、古墳時代の展示より、縄文時代の展示のほうが面白かったですね。
山梨県は、縄文時代、日本でいちばん栄えていた場所だったらしいく、うん確かに、川もあれば、山が四方にたくさんあります。
縄文人の人たちの暮らしを見てみれば、そこに多くの人が集まるのも納得できます。
縄文時代、弥生時代ときたら、次は古墳時代です(次の記事につづく)